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2011年12月

2011年12月31日 (土)

小林秀雄「近代絵画」

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 小林秀雄の絵画批評『近代絵画』(新潮文庫)を読んだ。本としては字が小さすぎて読みにくさに閉口することもあったけど、小林秀雄の書いたもののなかでも優れた一冊といえる。新刊を置いてある本屋でみつからなかったから、廃刊になってしまっているのだろうか。

 読みながら、じぶんのなかに複雑で、緻密な線が引かれていくような感じだ。小林秀雄にとって特別の存在であるゴッホを論じ、そしてゴッホとは対照的な場所にいるルノアールもしっかりと肯定的に描こうとしているから、ハラを決めてやっているわけだ。

 最後に載っているピカソについての批評だけはスッと入って来にくかった。スッとはいってくるところと、ごちゃごちゃし過ぎて分かりにくいところがあった。しかしそこまでのボードレール、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ルノアール、ドガへの視線からは豊かなものを受け取ったといえる。みずみずしい線が、認識がじぶんのなかに引かれていくのを何度も感じた。

大晦日

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 晴れ。

2011年12月30日 (金)

散歩

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 吉祥寺の映画館の入り口付近にあった小さな花壇。

2011年12月29日 (木)

朝の空

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 晴れ。今日から休みだ。

 きのうは10時に寝てしまい、起きたら朝の5時ごろだった。真っ暗だった。

2011年12月22日 (木)

朝の空

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 曇り。寒い。

 森田芳光監督死去のニュース。

 『それから』がぼくにとって特別の映画だった。

2011年12月20日 (火)

『豹樹Ⅲ』に「木曜日」を書く

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 『豹樹Ⅲ』(豹樹企画)15号に「木曜日」という詩を書きました。

 『豹樹Ⅲ』は田中紀子、松木俊治、龍神雅子の三人がメンバーの同人誌。今回はぼくと斉藤梢がゲスト。

 15号では5人が全員詩を書いていて、目次の題をながめていたら次のようだった。

 「こころばえ」「木曜日」「旗」「猫のいる町」「駅」「空」「友人」。似ているようでなんか面白いなあと思った。

2011年12月18日 (日)

散歩

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 朝メシ前に散歩してたら、こんなお店があった。

2011年12月16日 (金)

今井義行「時刻の、いのり」

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 今井義行さんの詩集『時刻の、いのり』(思潮社)を読んだ。「ときの、いのり」と読む。

 今井さんはたぶん「伝説の詩人」といってもいい人で、(たぶんこの人だけはそういってもいいのだろうと思っている)。ミクシィの日記のページに発表されている詩を読んできたが、あぶなっかしいというか、無防備というか、これはしんどいだろうなという生き方、資質のひとで、その今井さんが毎日のように発表した詩から選んで、一冊の本に、詩集にしたのが、『時刻の、いのり』である。横書きの詩であり、横書きの詩がこれほどすんなりとはいってくるのは珍しいことだ。

 会って話したというほどのことがないから、今井義行という人のことをピタッとわかっているという自信はない。書かれたもので今井さんのすべてがわかるということもない。しかし書かれたものと書いているひととの距離がいちばんすくない人だろうと思っている。

 言葉の才能にあふれた人で、うつ病、失業という谷底の世界で吐きだされ、つむがれる言葉は、自分を語りながらも、自分とはワンクッション置くことができていて、柔らかく繊細にのびる。

 なんとかこわれずに生きて、仕事をみつけて、書きつづけていってほしいと思うが、ぼくがずっと思ってきたことをいえば、まず病気を治すことを優先してもいいんじゃないかということだ。まずゆったりと自分の足で立って、あたりを見回すことができるようになることを優先してもいいのじゃないかと思う。そこから見えることも値打ちのあることかもしれないのだ。

2011年12月13日 (火)

朝の空

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 晴れ。快晴。

2011年12月 8日 (木)

散歩

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 大学通り。

 プリンタのインクを買いに駅前の文房具店に行った。

2011年12月 6日 (火)

散歩

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 晴れ間がみえるが、雲の多い空。

 歩いていて、ここで風景が開けていく感じがした。

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