チケットを買いに行く
チケットを買いに立川にやってきた。
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チケットを買いに立川にやってきた。
藤原新也の『新版 東京漂流』(新潮文庫)読み終わった。
驚くべき人がいたんだなと思う。こういう見方もアリだといまは思う。
80年代にこういう人がいたことにまったく気づかなかった。そのとき読んでいたらどう思っただろう。いわゆる「反動タイプ」とはちがうなとは思っただろうが、この人に関心をもちつづけることはなかっただろうと思う。
藤沢周平もつかこうへいも80年代気づかなかった。東京漂流してたんだろうか。
ひさしぶりに台風らしい台風だった。風が強かった。
晴れ。台風がこっちに向かっているらしい。
阿佐ヶ谷に落語を聞きにやってきた。
藤原新也『なにも願わない手を合わせる』(文春文庫)。
『漱石文芸論集』磯田光一編(岩波文庫)。
『ロック偉人伝 上巻』デイヴィッド・ダルトン/レニー・ケイ・共著 高橋あき子・訳(シンコー・ミュージック)。
ラブホテル街に迷い込んだかというようなところに子規庵は在った。
庭をみていてその小ささに気づいたとき正岡子規をリアルに感じた。
こんなところで闘病生活をおくっていたのかと思った。
小林泰子さんの詩集『ウォーターカラーズ』(ミッドナイト・プレス)を読み返していたら、「あとがき」にいいことが書いてあった。
「なお、最後の詩に「夜空に虹は浮かばない、けっして?」と書きましたが、実は夜空に虹が浮かぶ現象があるそうです。月の光に照らされる淡い虹を「月虹(げっこう)」と呼ぶことを、最近知りました。それを知って、なんだか心が温まるようでした。夜にも虹が出るなんて、結構素敵な世界ではありませんか、ここは。」
まだ強い風が吹いてくる。まだ大きく木が揺れている。
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