「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」を観にいく
『ハリー・ポッター』シリーズもとうとう最後。テレビで第一話を観て、これかなり面白いと思って、あとは映画館で観てきた。最高のシリーズの一つだと思う。
というわけで期待して観に行った。字幕がいいだろうと字幕版を選んだら3Dのものしかないと言われて、3D字幕版で観ることになった。
結果からいえば、『ハリー・ポッター』シリーズの最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』は3Dにする必要はなかったと思う。作品としてそう思うし、ふだんメガネをかけているから、その上に3D用のメガネをかさねることになる。どうもよくないと3D用のメガネを取ると映像がぼやけてみえる。そういうふうだ。このシリーズの最後をいい状態で観たかったけれど。
『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』、映画そのものはよかったといえる。最終作にふさわしい出来だと思う。暗黒の男ヴォルデモートひきいる悪人どもとハリーらヴォルデモートと戦おうとする者たちの最後の決戦を軸にして、ロンとハーマイオニーのロマンス、ハリーの死への恐怖と葛藤、スネイプの哀しい秘密、ロングボトムの活躍といったことが展開していく。
全部映画にするとおそろしく難しいことになってしまう原作のストーリーのあちこちはバサッと捨てて上手く映画にしている。
決戦の舞台はホグワーツだ。攻めるヴォルデモート、大軍勢だ。守るハリーたち。魔法の学校ホグワーツはぼろぼろだ。最後の戦いにふさわしい迫力。映画の魅力がいっぱいだ。ホグワーツの城に悲鳴がひびき、ハリーの仲間たちが次々に倒れていく。シリーズのなじみの顔が死ぬと観ているこっちも感情が高ぶる。
ヴォルデモートと一対一で戦うハリー。ロンやハーマイオニー、ロングボトムの力を借りながらハリーはついに宿敵ヴォルデモートに勝つ。世の中を魔の力で支配しようとしたヴォルデモートは滅んだのだ。こなごなに、霧のように、煙りのように、消えて無くなった。
戦いが終わったあとの三人が、ロンとハーマイオニーとハリーがたたずんでいる場面が印象的だ。長い物語が終わったんだなと思う。
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