宇多田ヒカル「UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2」
CDを開けるとちいさな封筒がでてきた。中にはクマ。クマのお守りだとわかる。宇多田ヒカルはこういう小物が好きだな。
2枚組のアルバム。
はっきりと強い感じ。線が太く聴こえる。宇多田ヒカルは大人のひとなんだなと思う。
一本の太い線を引きながら宇多田ヒカルがこっちに走ってくるようだ。宇多田ヒカルの声は切なくて、いつも何かに近づこうとしているような声だと思う。
歌の姿勢が変わる「ぼくはくま」はとくに印象の強い歌ではなかったけれど、こうして聴いてみると宇多田ヒカルというひとがポッとでている歌なんだなと思う。
10曲目あたりで、今日はこれまでにしようと風呂にはいる。風呂から出てくつろいでいたらまた聴きたくなった。
2枚目にある「Goodbye Happiness」はユーチューブに何度も聴きにいった曲。最後の「Can't Wait' Til Christmas」は通して聴きたかった歌。
1枚目がメインだけど、2枚目の歌がその緊張をゆるめてくれるようだ。
そんなふうに聴いた。
ぼくが買った3枚のアルバムのなかでは、この『UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2』がいちばん親しみが持てる気がした。
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