朝の空
晴れ。
西村賢太の『苦役列車』(新潮社)を読んだ。この本には、「苦役列車」「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の2作が収められていて、「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の後半が面白かった。ここにこの作家の可能性を感じた。
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晴れ。
西村賢太の『苦役列車』(新潮社)を読んだ。この本には、「苦役列車」「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の2作が収められていて、「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の後半が面白かった。ここにこの作家の可能性を感じた。
晴れ。
快晴。
CDを開けるとちいさな封筒がでてきた。中にはクマ。クマのお守りだとわかる。宇多田ヒカルはこういう小物が好きだな。
2枚組のアルバム。
はっきりと強い感じ。線が太く聴こえる。宇多田ヒカルは大人のひとなんだなと思う。
一本の太い線を引きながら宇多田ヒカルがこっちに走ってくるようだ。宇多田ヒカルの声は切なくて、いつも何かに近づこうとしているような声だと思う。
歌の姿勢が変わる「ぼくはくま」はとくに印象の強い歌ではなかったけれど、こうして聴いてみると宇多田ヒカルというひとがポッとでている歌なんだなと思う。
10曲目あたりで、今日はこれまでにしようと風呂にはいる。風呂から出てくつろいでいたらまた聴きたくなった。
2枚目にある「Goodbye Happiness」はユーチューブに何度も聴きにいった曲。最後の「Can't Wait' Til Christmas」は通して聴きたかった歌。
1枚目がメインだけど、2枚目の歌がその緊張をゆるめてくれるようだ。
そんなふうに聴いた。
ぼくが買った3枚のアルバムのなかでは、この『UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2』がいちばん親しみが持てる気がした。
全部、雪。
晴れ。
小さな公園に行って撮ってきた。
雪。
雪が舞っている。
『スケッチ・オブ・スペイン』はいまひとつだったけれど、これは聴ける。あの『カインド・オブ・ブルー』より前の作品。
そのままで聴ける。熱くも冷たくもない温度だ。曲にたいして前のめりにならなくてもそのままの姿勢で聴くことができる。そういう距離を作りだしている。
晴れ。
寒いがきれいな空だった。
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