宇多田ヒカルと小林秀雄
横浜アリーナでやる宇多田ヒカルのコンサートのチケットを申し込んでいたが、第一希望も第二希望も抽選で外れてしまった。こういう感じのコンサートに行くのは、ブルース・スプリングスティーンのコンサートに行って以来だなと思って、ドキドキしていたから、がっかりだ。
同じ日に兵庫県の古書店に注文していた創元社の小林秀雄『文学』が届いた。これはいいニュース。
最初のページを見たときわかった。これは文庫本で知っている小林秀雄とはちがう小林秀雄にふれることになるだろう。
昭和13年の発行で、この書体、この文章でまず小林秀雄は思考したわけだから、小林秀雄の<リアルタイム>に触れることになるだろうと思った。ワクワクした。
小林秀雄が大きくみえるか小さくみえるかわからないが(おそらくは小さくみえるだろうが)、読みたい。
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