街の風景
ながめのいい映画館というべきか。この映画館のなかのホールからみえる外の風景が好きだ。
名画座のような映画館よりもこのシネマコンプレックスのような、映画でなくてもまったくかまわないが、今日は映画館に来てみたという人が過半の映画館の方が活気があるというのは、皮肉だが事実だ。
ぼくもこういう映画館のほうがエネルギーをもらえているし、世の中のなかにいるという気がする。
前はとにかくリラックスしよう、しなきゃいけないと思って、見ごたえのあるエンターテイメント映画をさがしていたが、いまは暗くてもいい明るくてもいい、芸術映画でもエンターテイメントでも、とにかくいい映画を観ようと思うようになった。そのほうがいい。いい映画を観ればカタルシスがある。結局リラックスできている。そういう視点で映画を探すようになった。
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