絵を描く人
テレビの『情熱大陸』という番組を観る。石井一男という画家をとりあげていた。
淡々とした一人暮らしの映像のバックにながれるのは「ゴールドベルク変奏曲」。映像とよく合っていた。11時15分というのは寝る準備をはじめる時間なのだが、最後まで観てしまった。
「描く」「食べる」「描く」「食べる」「描く」「歩く」「描く」「寝る」。単純だが、強烈な生活だ。
「女神」という絵。「女神」という題の絵がずらっと並んでいる。画家は「女神」という名の絵を描きつづけているのだ。
「生活とつながった絵」だと思った。「生活という噴水の頂点にある絵」だとイメージした。
いつかじかに石井一男の絵を観てみたいと思った。
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