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2009年12月24日 (木)

村野美優の「草地の時間」

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 村野美優(むらの・みゆう)の『草地の時間』(港の人)を読んだ。

 このところリズムのいい、行間に広がりを感じさせる平明な詩を読んできたけれど、村野美優の『草地の時間』はちょっと感じがちがう。平明であるけれど、優しくはあるけれど、切り立ったところがある。背中の線のするどいところがある。ふしぎな影のうすさもある。この「影のうすさ」というのが村野美優の個性だと思う。

 とにかくぼくは仕事が終わったあと、夕食を食べたあと、何日間かこの詩集を熱心に読んだのだ。ふつう仕事が終わったあとは、ひたすらくつろぐことに努めるけれど。 

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コメント

このたびは拙詩集を丁寧に読んでくださったうえに、このようにブログに載せてくださり大変ありがとうございます。布村浩一さんの詩は長田典子さんの個人誌KO.KO.DAYSで初めて読んでとても気になったので、拙詩集をお送りさせていただきました。御詩集『大きな窓』をご恵送くださり、ありがとうございました。今、大切に読ませていただいております。感想は後ほど書きます。では、お礼とご挨拶まで。

村野さん

書き込みありがとうございます。


ぼくはふつう仕事が終わったあとは、詩集はおろ

か、本そのものを読まないんですが、「草地の時間」

は熱心に読みました。

何か心ひかれたんですね。

よい詩集をありがとうございました。

ちょっと窓の内をのぞいてみました。今仕事多忙につき、ちょっとだけで残念です。がんばってください、いろいろ。

書き込みありがとうございます。

暑い日がつづきますが、なんとか夏バテにならずや

っています。

また見に来て下さい。

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