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2009年11月15日 (日)

朝の空

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 晴れ。6時ごろの空。

 北野丘は個人誌『榎の木の下で』3号で書いている。

 「科学はものを分けて対象を限定するのが基本的考え方だと彼はいった。言語はたしかに、対象を指し示して限定をするが、そこから常にこぼれるものを救おうとして言葉をさらに続け、ついに到達できないものの前に辿りついて、口をつぐむ運動である。」

 とても美しい。北野丘が思考の断片をつなげたエッセイ「桑実期ー全体性として出現する」のなかで書いているコトバで、美しさに立ち止まった。美しく正確な言語の文学表現にたいする理解だと思う。

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コメント

「ー全体として出現する」は

「-全体性として出現する」

のまちがいでした。訂正しました。

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