みつこおばさん
きのう、みつこおばさんが103歳で大往生したという知らせがあった。どういう血縁だったか、聞いたが忘れてしまった。ただ103歳という年齢は、本人も、まわりも納得できる「数字」といえるだろう。感傷的にはならず、ただ「なじみの人だなあ」と思い出した。
子供の頃の、夏の田舎の家に「ちょっと休ませてもらうで」とか言ってやって来て、首に巻いた手ぬぐいで顔をふいている。その仕草と顔を思い出した。みつこおばさんは、日に焼けた顔と手足の、がっしりとした骨組の、気さくな人だった。たいてい祖母と短い話をして、すぐ出ていったと思う。
今朝、布団のなかで、目がさめる前にこの場面が浮かんできた。さっき風呂にはいっているときも、この場面を鮮やかに思い出した。記しておこうと思う。
合掌。
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