「ドストエフスキイの生活」
小林秀雄の『ドストエフスキイの生活』を読んでいる。面白い。しかし小林秀雄を読みつづけて初めて「ゆるみ」を感じた本でもある。
戦前、戦中、戦後と来て小林秀雄のなかで戦争というものが終わったのか、または年齢のせいなのか、分からないのだが。
しかし面白い評論、伝記であることは確かで、夢中になって読める。エンターテイメントとしても読めるのだ。
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『ドストエフスキイの生活』は小林秀雄が戦前、戦中、戦後と来て書いたものではないですね。早とりちしてました。
投稿: 布村 | 2008年11月13日 (木) 15時24分